キノコ類の巻
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こんにちは 社長の木戸宏文です。
ダイヤモンドホールKIDOに、大きな葬儀が入りまして、
今朝は6時出勤で、調理をスタートさせています。
最近は、お葬式も簡略化で、出席人数が年々減っていく傾向にあるのですが、
今日の葬儀の故人は、土建会社の社長をされた方で、
昨日のお通夜も、それは沢山の参列者がありました。
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さて、第51回目は、『 キノコ類の巻 』 です。
キノコ類は、日本には約3000種類存在していますが、
食用、薬用として利用されているのは、約300種類です。
「古事記」「日本書紀」にもキノコの記録があるので、古くから食用にされていたようです。
キノコの特徴は風味(香気)と旨味にありますが、
香気の成分はレンチオニン(シイタケ)、メチルシンナメート(マツタケ)などで、
旨味の成分はグルタミン、グルタミン酸、アラニンなどのアミノ酸です。
キノコの栄養学的特徴は、容量が多く満腹感が得られるのに低カロリーであることです。
つまり格好のダイエット食になります。
また、食物繊維が40%も含まれているので、
腸内の有害物・老廃物・毒・発がん物質を排泄し、血液をキレイにします。
さらに、キノコに含まれるエルゴステリンは、日光の紫外線の働きで、
ビタミンDに変わり、腸内でのカルシウムの吸収を助けてくれます。
ただし、カルシウム自体の含有率は少なく、
また、ビタミンA(カロチン)やCの含有率もほとんどゼロです。
日本の代表的なキノコの一つであるシイタケは、シイの朽木に寄生するキノコで、
昔から不老長寿の食べ物として珍重されてきました。
このシイタケは、ビタミンB1・B2、カリウムが多く含まれているうえ、
シイタケに特有の成分として、血中コレステロール値を下げるエリタデニンや
ガン細胞の増殖を抑制するレンチンがあります。
「匂いマツタケ、味シメジ」と言われるマツタケは、
京都府、兵庫県、岡山県などで以前は多くとれましたが、
今は生産量が激減し、中国や韓国、カナダから輸入されるようになりました。
マツタケにはビタミンB2・C・Dが多く含まれますが、
何と言ってもマツタケの一番の特徴は、あの独特の香気と旨味による食欲増進効果でしょう。
シメジの旨味は、グルタミン酸やリジンによるもので、鍋物や炊き込みご飯によく用いられます。
ナメコ独特のぬめりの正体はムチンで、
これは、タンパク質、アミノ酸の吸収をよくしてくれるので、
味噌汁の具にはもってこいです。
マッシュルームは、世界中で栽培されており、
日本のシイタケ、中国のフクロタケとならび、世界の三大キノコとされています。
食物繊維を多く含み、血中コレステロール値の低下作用を有します。
マイタケは、多糖類のグルカンを含有するので、免疫力を上げ、ガンに効くと喧伝されています。
しかし、東洋医学的に言えば、ガンの原因は「血液の汚れ」であり、
これをキレイにしない限り、本当の予防や治療になりません。
その点、マイタケをはじめキノコ類は、食物繊維を多量に含み、
胃腸の掃除をすることによって血液をキレイにし、
なおかつ免疫力を増強するレンチオニンやグルカンを含むので、格好の抗がん食品です。
しかし、キノコさえ食べていればガンにかからないという考えは危険です。
食生活を含め・運動、精神生活を正し、体を温めることがガン予防、治療の要諦になるのですから。
なお、東洋医学的に言うと、キノコは容量がある割に軽く、
水分も多くて冷たいので、体を冷やす陰性食品です。
したがって、余程の陽性体質の人以外は、熱を加えて調理して食べるべき食品です。
肝臓病、心臓病、腎臓病、高血圧、風邪、魚の中毒、肥満症に効くとして、
民間療法で重宝されている「シイタケの煎じ汁」も
とろ火で煎じ、十二分に熱が加えられたものです。
《 効能 》
腸内老廃物の排除、免疫力を高める
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