コムギ&パンの巻
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こんにちは 社長の木戸宏文です。
2016年6月15日、今日も、ヤマセの強い朝で、漁師さんはお休みのようです。
今日の午後、外ヶ浜警察友の会の対話会で、三厩地区の増川まで行く予定です。
警察友の会の三厩支部の皆さんからのご招待を頂きました。
対話会の懇親会の前に、毎回、グランドゴルフ大会があります。
ヤマセで外気温が低いので、心配ですが、上の地図のように
三厩地区は、ヤマセが当たりずらい地形なので、多分、大丈夫でしょう。
普段、運動する機会がありませんので、とても面白く、さわやかな気持ちになります。
また、その後のビールの美味しいこと!!
明日のブログで、そんなグランドゴルフと対話会の模様を、ご報告できると思います。
さて、第29回目の今日は、『コムギ&パンの巻』です。
イネ科のコムギは、世界の国々の、半分以上で主食にされており、
稲と並んで、人類の二大食用植物で、
1万年以上も前から、栽培されてきた、世界最古の作物の一つです。
ヘブライ、フェキニア、古代エジプトなどの地中海沿岸の人々は、
小麦粉に水を加え、こねて焼いたものを、主食にしていました。
ある時、古代エジプトの主婦が、ブドウのしぼり汁で、穀物の粉をこねたのですが、
うっかりと放置してしまい、太陽にさらされたこの穀粉が、夜になると芳香を放っていたので、
焼いてみたところ、フワーっと、膨らんで、味も香りも、いつものものと比べて、
格段と良くなっていたという偶然が、今日のパンを作ったと言われています。
放置していた間に、空気中を飛散しているイースト菌がくっついて、太陽熱で、発酵したわけです。
ブドウ汁(ブドウ糖)を混ぜていた偶然も、発酵を助けるに幸いしたことになります。
日本では、パンは明治時代に「あんなしマンジュウ」として登場。
しかし、1872年(明治5年)、銀座の木村屋が「あんパン」を考案して売り出すと、
たちまち「西洋マンジュウ」として広がりました。
つまりパンは、日本では、ご飯の代用ではなく、あくまでもお菓子だったわけです。
今でも「ご飯を食べないと、何となく、力が入らない」と感じる日本人が多いのは、
千年以上も、コメに慣れ親しんできたDNAが、言わせているのかもしれません。
コムギは、コメ科と比べると、タンパク価は低いし、
精白したコムギには、ビタミン類、ミネラル類の含有量が、非常に少ない。
しかし、精白前の小麦胚芽には、B1・B2・Eなどのビタミンの他、
鉄、亜鉛、銅、マグネシウムなどのミネラル、食物繊維が存分に含まれているので、
欧米では最近、ガンをはじめ、種々の病気を予防するために、
全粒麦のパン(黒パン)を食べる人が、多くなっています。
コムギは、漢方では「涼性」、つまり体を冷やす陰性食品です。
よって、体を温める陽性食品の肉と合う訳です。
しかし、欧米人に比べて、肉食の量がうんと少ない日本人が、
体を冷やす牛乳や、生野菜と一緒に白パンを食べるという
現代の若者風の食事をすると、体温を低下させる原因となります。
現代人を悩ませているアトピー、喘息、生理不順、高脂質症、糖尿病そして、ガンですらも、
漢方で言うと、体温低下(冷え)からくる陰性病で、こうした食生活も、その原因の一つと考えられています。
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