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花見すぎたら、カキ食うな

 

 

青森市・五所川原市で、弁当の仕出し・宅配なら木戸食品

 

 

こんにちは、社長の木戸宏文です。

 

2016年6月8日水曜日は、雨模様となりました。

気温も微妙です。

半袖では肌寒く、長袖は暑く、何度か、脱ぎ着を繰り返し、

結局、長袖を着て、袖を少しまくっています。^_^;

 

さて、第69回目の今日は、『花見すぎたら、カキ食うな』のお話ししましょう。

 

西洋のことわざにも、

「Rの字のつかない月(May、June、July、August)には、カキを食べるな」

というのがあり、青葉どきのカキを敬遠しています。

 

かき

 

この季節(5月~8月)のカキが、まずいのは、

カキの産卵期にあたり、生殖巣が成熟し、毒化しやすい上、その生殖巣を成熟させるために、

体の栄養分が使い果たされて、味も落ちるからです。

 

つまり、中毒になりやすく、かつ、まずいということですね。

 

私は、カキの生食が苦手ですから、中毒の危険はないのですが、

カキの中毒と聞けば、思い出すエピソードがあります。

 

まだ、私が、蟹田町商工会の青年部部長の頃ですから

今から15年位前の出来事です。

 

マーク

※ 商工会青年部のマークです。

 

商工会青年部では、毎年2月に全国大会を開催しており

その年は、全国大会が広島市で開催されました。

青森全県から、青年部長、副部長などが集まり

総勢50名を超える大旅行団で出発しました。

 

大会終了後の宿泊地は、安芸の宮島。

フェリーに乗って、島に渡り、厳島神社に参拝した後、ホテルへチェックイン。

宴席には、確かに、安芸名産のカキ料理が出ました。

 

旅の疲れが出て、その夜はぐっすりと休みましたが朝になって、ビックリ。

 

青森から一緒に行動していた、旅行社の添乗員の女性が

昨夜、カキの中毒で、病院へ搬送されたとのことでした。

 

しかも、宮島には良い病院がないとかで、

救急車ごと、フェリーで、広島市内に運ばれたとか。

 

幸い半日で、回復しましたが、本当にビックリしてしまいました。

以来、カキが益々嫌いになった私なのでした。(>_<)

 

とは、言っても、商売は別。

 

木戸食品のヒット商品に「ほたて塩焼き」があります。

 

化粧箱-3入り

木戸食品のほたて塩焼 ホームページ

 

陸奥湾産のヘビーほたてを、こんがり柔らかく焼き上げ

袋詰めして、レトルト加工をしたもので、大変、美味と、評判の人気商品です。

 

ある時期、わたしは、全く同じ製法で、カキを加工できないかと考え、

試作を繰り返したことがありました。

 

しかし、これがなかなか、上手くいきません。

 

ほたて貝には「ウロ」と呼ばれる黒い部分があって

この部分には貝毒があって、予め削除してから、焼き上げます。

 

カキも同様で、この黒い部分に毒があるため切り取らなければいけないのですが、

ほたて貝が、比較的、取りやすい構造になっているのに比べ

カキのこの有毒の部分は、内部に位置していて、

削除しようとすると、身がバラバラになってしまうのでした。

 

牡蠣

 

このため、ついに製品化は断念に追いやられたのでした。

本当に厄介なヤツですよ、カキという食い物は!!

 

カキファンの方、スイマセン。

 

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