トウガラシの巻
青森市・五所川原市で、弁当の仕出し・宅配なら木戸食品
こんにちは、社長の木戸宏文です。
平成28年5月13日、快晴の気持ちのいい朝です。
外ヶ浜町では、6校ある小中学校で
週末に、運動会が計画されており、
お弁当やオードブルの注文が、殺到しています。
天候もよいみたいで、運動会日和です。
さて、第19回目は、『トウガラシの巻』です。
トウガラシは、南アメリカ大陸のアマゾン川流域の原産。
メキシコやペルーでは、古くから食用にされていましたが、
ヨーロッパへは、コロンブスが1493年に伝えたとされています。
「意欲に燃えるコロンブス、アメリカ大陸発見」というゴロ合わせで
学校の世界史では「意欲に」≒「イヨクニ」≒「1492」と言う風にして
アメリカ大陸発見を1492年の出来事として覚えました。
という事は、1492年の発見の次の年の、1943年に、
トウガラシをイタリアに持ち帰ったのですね。
※ コロンブス
中国へは、明朝(1368年~1644年)の末期の頃に、
シルクロードを経て、もたらされました。
日本へは、豊臣秀吉の朝鮮出兵(1592年~1598年)の時に
持ち帰ったと、されています。
その強烈な辛みは、
カプサイシンというアルカノイド(天然由来の有機化合物)で、
特に果皮に多く含まれており、
食欲増進、血液の循環促進などのほか、殺菌作用もあります。
日本では七味トウガラシとしてよく知られていますが、
これは、
① 陳皮(ちんひ) → ミカンの皮を干したもの
② ゴマ
③ 芥子 → ケシの実
④ 麻 → アサの実
⑤ 山椒
⑥ 菜種 → アブラナの種子
の6種類と一緒にして、「七味」となります。
七味唐辛子は、そばやうどんにかけて食べると食欲が増進し、
消化吸収が良くなるだけではなく、
たべているはなから、体がポカポカ温まり、
心身共に気分が良くなります。
また、トウガラシの保温効果は、古くから、活用されています。
昔、旅人は道中、腹や腰の冷えを防ぐために
腹巻の中に、トウガラシを入れて歩いたといいます。
ちなみに、トウガラシには、意外とビタミンが多く含まれ、
カロチン、B1、B2のほか、Cはかなり多量に含まれます。
香辛料としての他にも、トウガラシの未熟果実は、
味噌焼きにしたり、揚げ物、煮物などに活用し、
葉は佃煮、熟果は干して、辛味や香味を利用した
キムチ、朝鮮料理、ラー油、ソース、菓子(柿の種)に利用するなど
用途は広い野菜です。
効能のまとめ
《食欲の増進、冷え症、痛みの改善》
【 トウガラシの民間療法 】
1. 果実を刻んで布袋に入れ、湯舟に浮かべて入浴すると
体が温まり、種々の痛みに効く
≪リウマチ、神経痛、五十肩、筋肉痛≫
2. トウガラシ3個を刻んで、
1.8ℓのホワイトリカー(アルコール度35度の焼酎)に
つけて瓶詰にし、冷暗所に約30日間保存後、布でこす。
それを痛みの部分へ塗る。
≪痛みへの塗布≫
**************************************
青森市・五所川原市で弁当・寿司・オードブルの宅配・仕出しなら木戸食品
お膳、折詰、皿盛り、オードブル、寿司、高級弁当、
茶わん蒸し、寄せ鍋、お吸い物、お刺身、お蕎麦
その他、ご要望に合わせまして、調理・お届けいたします。
————————————————————
木戸食品では会議、研修、セミナー、打ち合せ、ミーティング、勉強会、
送別会、歓迎会、女子会、卒業式、入学式、入社式、接待、役員会、
上棟式、長寿祝い、 改装記念、法事、法要、葬式、スポーツ大会、
発表会、町内会,食事会、節句、行楽、花見、誕生会など
様々なシーンにあったお弁当をご用意しています。