夏座敷とかれいは縁側がよい
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こんにちは。日本が好きな社長の木戸宏文です。
皆さんは、世界一の歴史誇る国は、どこだと思いますか?
「中国4千年の歴史」というから、中国でしょうか?
それとも、中世の古城がたくさん残るヨーロッパの国々のいずれかでしょうか?
中国=中華人民共和国の歴史は、1949年からでまだ67年間です。
「中国4千年の歴史」というのは、中国大陸に人が住み始めて4千年という意味です。
イギリスの建国は、1707年で、まだ309年。
アメリカに至っては、1776年、240年です。
そこをいくと、わが日本は、
その実在がハッキリしている第31代用明天皇は、西暦587年即位ですから
少なくとも、1429年、連綿と、一つの皇室がつづいています。
第一代の神武天皇は実在し、西暦270年くらいの人という
究研究者のいうことが正しければ、日本の歴史は、1726年。
※卑弥呼のイラスト
更に、魏志倭人伝の卑弥呼が天照大神だとする研究では、
卑弥呼は239年に、中国大陸の魏に使いを出していますから
日本の歴史が、1777年間続いているという見方もできます。
世界一の歴史を持つ、わが日本が、好きな私です。
今日は、前振りの解説が長くなってしまいましたが、
気をとりなおして、第9回目のお話をいたしましょう。
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『夏座敷とかれいは縁側がよい』
＝ 意味 ＝
夏ばかりは、風通しの悪い奥座敷の上座よりは
風が入って涼しい、縁側の方が喜ばれる。
一方、かれいの縁側は、上下のひれの付け根に並んでいる骨、
その間にはさまっている柱状をした肉のことで、
この部分は身がしまっていて、
脂肪分も多く、肉の他のどの部分よりも美味しく、
俗にかれいのかくし味と言われ、珍重される。
つまり、両方とも、喜ばれ好かれるという意味。
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なるほど、そうなのですね。
ヒラメのえんがわは、珍味とよく聞きますが、かれいも美味しいのですね。
考えてみれば、カレイとヒラメは、左右対称の形ですから、
身の部分的な美味しさが違えば、かえっておかしいですね。
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10歳の頃、釣りにはまった時期がありました。
自宅から浜まで、100メートルもありませんから、
学校から帰ると、竹製の釣竿をかついで、浜までひとっ走り。
当時も現在も、浜では、ほたて貝の養殖をしています。
養殖の残差に虫がよくつき、この虫目当てに沿岸の魚があつまるのでした。
日によって、よく釣れる日もあったのですが、
これを持ち帰り、夕食に焼いてもらっても、なぜか美味しくないのです。
今なら、よくわかりますよ。釣ったばかりの魚は美味しくないのです。
身が熟成する、腐る直前が美味といいますものね。
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