9月納豆は、何よりありがたい
青森市・五所川原市で、弁当の仕出し・宅配なら木戸食品
こんにちは 社長の木戸宏文です。
2016年6月28日の火曜日、日に日に、陽気が良くなって、
夏が近づいているなという、気がします。
さて、食べ物ことわざシリーズは、第77回目になりました。
今日は『9月納豆は、何よりありがたい』のお話しをいたします。
= 意味 =
納豆は大豆で作られる、栄養価の高い食品で、
新秋の頃となると、味わいが、いっそうよくなる。
安くて滋養に富み、料理の手間が省けるので、
何よりありがたい食べ物と言える。
木戸食品でも、納豆を製造しています。
私も納豆は、好きです。食べ方も色々です。
・ 普通に備え付けのタレを付けて食べる
・ 以前は専用のタレがなかったので、醤油をたらして食べていました
・ タレと辛子を入れて食べる
・ 生卵を混ぜて、卵納豆にしていただく
極めつけは、次の食べ方。誰に教わったか忘れましたが、
一度試して、あとは、やめました。
・ 納豆に味噌汁をかけて混ぜ、それをご飯にかけて食べる (>_<)
一応、残さずに、全部頂きましたが、ここまでくると、少々、気持ちが悪いですね。(>_<)
木戸食品で、納豆を製造し始めたのは、54年前。
なぜ、こんなハンパな年数を覚えているかと言うと、この年は、私が生まれた年だからです。
しかしながら、木戸食品の納豆は、この夏をもって、終売とすることに決定しました。
国産大豆の価格の高騰や、地域の消費力の低下が原因です。
また、伝統的な、悪く言うと古臭い商品から脱却し
現代人が、より魅力的に感じる商品を手掛け、会社の未来を切り開くという目的もあります。
しかし、木戸食品の納豆の製造を開始した父は、寂しそうです。
当時の話を聞くと、納豆菌をなかなかゆずってもらえず、苦労したエピソードをはじめ
沢山の苦労を乗り越え、製造を手掛けることが出来たそうです。
そのような経緯で、製造を始めた商品ですから、
父には、まるで、わが子同様の愛着があるのでしょう。
しかし、そのような感傷を許さないのが、現代の厳しい事業経営です。
ある経営コンサルタントの書籍の中にあった「道楽店舗」という言葉が、興味深かったです。
ある人が、ラーメン店を始めました。
脱サラして、奥様と二人、まだ当時、子供が生まれたばかりでした。
ご主人がラーメンをこさえ、子どもを背におぶった奥さんが、キャッシャーでお代を頂く。
やがて数年たって、苦労が実を結び、2号店、3号店、4号店と、店舗が増え、
ご主人は、多店舗経営の社長になりました。
しかしその時、すでに第1号店舗は、老朽化し客数も減って、赤字店になっていました。
企業全体の業績を考えると、閉店した方が良いのは目にみえています。
ところが、この社長は、
子供をおぶった妻と、二人で頑張った思い出が、いっぱい詰まっている
この1号店を閉店することが、忍び難く、出来ないのでした。
美談のように聞こえますが、そうではありません。
経営者にとって、してはならない「道楽店舗」の例なのです。
我が木戸食品にも、今後、こういった
道楽にあてはまる商品が、沢山あらわれるでしょう。
寂しい話ですが、時代は変わっていくのですね。
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