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ナスの巻

 

  

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こんにちは 社長の木戸宏文です。

 

昨日は、青森あすなろライオンズクラブ様の、結成40周年記念例会が、

青森市のアラスカ会館で開催され、

蟹田ライオンズクラブからは、4名のライオンが参加しました。

 

ライオンズ-1

※ 挨拶する 青森あすなろLC 中村会長。

 

案の定、東北六魂祭の最終日の人出で、市内は大混雑。

それでも開始の15時30分には、ギリギリ間に合いました。

 

ちょうど現在、福岡市で、ライオンズクラブ最大のイベント、

国際大会が開催中で、青森市内のライオンも随分参加しているようで、

あすなろクラブさんの記念例会は、いつもより若干参加者が少ないものの

100名を超える大盛会で、楽しいひと時を過ごさせていただきました。

 

ライオンズ-2

左から 若佐 孝雄 ライオン 蟹田クラブ 会長

真ん中 私 木戸 宏文 ライオン 幹事

右側が 坂本 佐兵衛 ライオン 次期 会長

( 坂本養 鶏株式会社の 社長様 )

坂本養鶏 株式会社 HP

 

お料理もお酒も、最高の例会でしたよ。

青森あすなろライオンズクラブの皆様、ごちそうさまでした!!

 

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さて、第33回目は、『ナスの巻』 です。

 

ナスはインドの原産です。

日本では、奈良時代から栽培が行われており、

江戸時代の後期には、最も需要の多い野菜でした。

 

ナス

 

「親の意見とナスビの花は、千に一つの無駄もない」と言われるように、

「ナス」は「よく成る(為す)」という意味からきているようです。

 

「秋ナスは嫁に食わすな」ということわざがありますが、

「秋ナスは、大変旨いので、憎い嫁に食わすのはもったいない」という解釈と

「ナスは、体を冷やす陰性食品なので、気温が低下してくる秋に食べさせると、

   流産などが心配だ」という解釈が考えられます。

 

しかし、「本草綱目(ほんそうこうもく)」(中国・明代の書物)に、

「ナスは、性が寒冷で多食すれば必ず腹痛、下痢し、夫人は子宮を傷める」

とあるので、後者の解釈が正しいようです。

 

このようなナスの「冷やす作用」は、打ち身、捻挫、やけどなどに

湿布薬として用いると効果を発揮します。

江戸時代の「本朝食鑑」にも、

「ナスは血を散じ、痛みを止め、腫れを消し、腸を寛げる」とあります。

 

冷え症や低血圧の人が、ナスを食べるときは、

体を温める作用のある、塩や味噌を加えた料理にして食べると、良いでしょう。

焼きナスをおろしショウガで食べたり、

漬物に刻みショウガが添えられるのも、体を温めるための知恵です。

 

なす

 

ナスの栄養価は大したことはありませんが、ビタミンCやPが多く含まれているので、

血管をしなやかにし、高血圧や血栓症の予防や改善に役立ちます。

 

また、果皮の色素であるナスニンが、コレステロール値を下げ、

動脈硬化を防ぐことも明らかにされています。

 

このナスニンは、加水分解してデルフィニジンを生じ、

これが鉄やニッケルと安定な塩を作ります。

ナスの漬物に鉄くぎを入れておくと、漬物が青紫色になるのは、このためです。

 

茄子

 

《効能のまとめ》

動脈硬化、高血圧の予防、虫歯の予防、歯槽膿漏の予防・改善

 

 

《民間療法》

 

 ● 乳腺炎や乳房の腫れ

ナスをアルミホイルで包み、黒くなるまで焼いて、

梅干しと練った物をガーゼにおいて湿布する

 

 ● 虫歯・歯槽膿漏

ヘタや茎の黒焼きの粉を歯磨きに使う

 

 ● 打ち身・捻挫・軽度のやけど

冷蔵庫で冷やしたナスを縦に割り、直接患部に当てて、湿布する

 

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