ビワ と ミカン と ユズ と 夏、津軽の避暑地
青森市・五所川原市で、弁当の仕出し・宅配なら木戸食品
こんにちは、社長の木戸宏文です。
2016年、5月29日の日曜日、
地元、外ヶ浜町や蓬田村の小中学校では、
もう二週間前に、運動会が終わりましたが、
津軽各地の運動会の日程はバラバラと見えて
今日も、つがる市、中泊町、青森市から、運動会の昼食お弁当のご注文を頂き、
スタッフは6時30分から、調理にかかっています。
お客様と、スタッフの頑張りに、感謝いたします。
第65回目の今日は、似たようなことわざを3つ、まとめてご紹介しましょう。
『枇杷が黄色くなると、医者が忙しくなる』 からお話しします。
ビワが熟す頃は、梅雨明けの強い陽光と、急な気温の上昇によって、
日頃、あまり丈夫でない人にとっては、かなり体にこたえる季節。
この季節には、病人が増えるので、医者が繁盛するという意味。
次に『蜜柑が黄色くなると、医者が青くなる』
みかんが色づく頃になると、朝夕、しのぎやすくなって、
食欲も出てきて体調が整い、おのずから健康が保たれるので、
医者にかかる人が少なくなって、「医者の商売、あがったり」となる。
次に『柚子が黄色くなると、医者が青くなる』
庭のユズが、濃緑の葉茎から黄色い輝きを放ち、ひときわ目立つようになると、
朝晩、しのぎやすくなって、夏の暑さで衰えた体力が、ようやく元気に戻る。
病気にかかる割合が、グンと低くなって、医者は、開店休業といった有様になる。
おかげで実入り(収入)が少なく、医者は、青息吐息になるという意味。
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上記の3つのことわざは、同じことを言っていますね。
夏を境にして、
・ 夏の暑さで、体調を壊す人が多くなれば、医者は忙しくなる
・ 夏の暑さが峠を越えれば、体調がよくなり、医者は暇になる
医者に、知り合いがいない訳ではありませんが、
こういった、「夏の暑さと病人の増減の話」は、
あまり聞いた記憶がありません。どうしてでしょう?
それは、「私たちが北国に住んでいるから」かもしれません。
まず、北国、青森に住んでいる私たちにとって
「暑さで体をこわす」と言っても、あまりピンときませんね。
関東や関西では、40℃近い気温の日が珍しくないですが、
青森では、せいぜい35℃前後といったところでしょう。
とくに、ここ上磯地区蟹田近辺は(私の造語ですが)「津軽の避暑地」
普段から風が強く、
西風(日本海から十三湖を通り、吹き付けてくる風)か
ヤマセ=東風(太平洋から横浜町を抜け、陸奥湾を横ぎって吹き付ける風)が
ほぼ毎日、吹いていますから、気温が低いのです。
かつて、津軽出身の世界的な作家、太宰治は
戦時中、津軽半島を訪れた際に執筆した小説「津軽」の中で
「蟹田ってのは、風のまちだね」と言っています。
夏場、30km足らずしか離れていない青森市で、気温が30℃を超えていても、
蟹田は22~23℃ということも、珍しくないのです。
ですから、蟹田では、ひと夏に、最高気温が30℃を超える日が、数日という年もあって
クーラーのない家庭は、珍しくありません。
まさに、「津軽の避暑地」という言葉にピッタリでしょ!?
だから、蟹田では、上記の3つのことわざは、
ことさら、ピンと来ないのかも、知れませんね。
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