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牛肉・豚肉・鶏肉の巻

 

 

青森市・五所川原市で、弁当の仕出し・宅配なら木戸食品

 

 

こんにちは 社長の木戸宏文です。

 

第56回目の今日は 牛肉・豚肉・鶏肉の巻』 です。

 

人類は全て、狩猟生活の時代を過ごしてきたのですから、

日本人も原始時代には、鹿や猪を主とした肉食をしていたに違いありません。

しかし、仏教が渡来し、殺生を嫌う教えが広まってから、肉食の習慣はなくなっていきました。

 

とはいえ、肉の美味しさの誘惑には勝てず、

庶民に肉食を禁じていた徳川家康なども「薬食い」と称して、

重臣の井伊家から献納された、近江牛の肉の味噌漬けを、

よく食べていたといいます。

 

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「五段目を、蛇の目に包む 麹町」という川柳があります。

五段目とはイノシシの肉のことです。

蛇の目は昔の傘の紙で、実際に東京の麹町、平河町や両国橋あたりには、

「獣肉屋」があったといいますから、江戸や明治のころの庶民も、

時々は肉の隠れ食いをしていたのでしょう。

 

肉は言うまでもなく、必須アミノ酸を十分に含む良質のタンパク源で、

漢方でも肉は「胃腸の働きを補い、筋力を益し、排尿を促し、浮腫(むくみ)をとる」

としています。

 

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牛肉にはビタミンB2や鉄分が多く含まれ、体を温める作用が強いので、洋の東西を問わず、

病気の回復期には牛肉スープや牛肉粥(細かくたたいた牛肉にショウガ汁、醤油、

塩を練り混ぜ、粥の中に加えて煮込む)が、体力の回復に妙薬として使われました。

 

明治時代に大流行した牛鍋屋は、家康にならって、「薬食い」と称し、

体力をつけるための薬膳料理として利用されていたようです。

 

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豚肉は、洋風(シチュー、ステーキなど)、中華風(酢豚など)、和風(トンカツ、豚汁)

と、どんな料理にもよく合い、ビタミンB1が抜群に多く含まれています。

漢方でも、「腎気補益(体力・免疫力増強)、解毒、発熱」に効ありとしています。

 

鶏肉はクセのない味で、タンパク質の含有量も豊富で、その上、廉価ときています。

ささみは、たんぱく質が100g中24g、脂肪が0.7gと低脂肪食品で、

ビタミンAも牛・豚肉の10倍も含まれているので、

肉食による肥満を心配する向きには、格好のタンパク源です。

 

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漢方では、鶏肉は「肝、肺、腎を補い、風を除き、湿を逐(お)い、

気を益し、気を温める。婦人の諸病、諸傷によい」とされています。

 

効能

 

冷え症の改善、抗うつ作用

 

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