ソバの巻
青森市・五所川原市で、弁当の仕出し・宅配なら木戸食品
こんにちは、社長の木戸宏文です。
2016年6月6日の月曜日、降水確率0%、最高気温20℃の気持ちのいい朝。
本日は、関西の大手旅行会社様のご注文が入っています。
「東北三大半島、秘境フルムーンの旅」というツアーで、
津軽半島と下北半島を結ぶ「陸奥湾フェリー」の蟹田港に
約30名様のお弁当をお届けいたします。
フルムーンのお客様、好天候のいい日にいらっしゃいました。
快適な船旅と、木戸食品の美味しいお弁当を、どうぞご満喫ください。
さて、第25回目のお話は、『 ソバの巻 』 です。
ソバは、バイカル湖から中国の東北地方の原産です。
「続日本紀」に
「元正天皇の養老6年(西暦722年)は、夏の日照りがひどく
稲が枯れ、大飢饉になったので、ソバを植えるように命令が出された」
という記述があります。
「ソバの75日」と言われるように、種を蒔いた後、50~70日で、収穫され、
酸性のやせた土地でも、寒冷地でも、栽培可能で、
育てるのにも、あまり労力がいらないので、
当時から救荒作物として、重宝がられていました。
元来、農民の主食として、
「ソバ団子」や湯で練って作る「ソバガキ」が食べられていましたが
江戸時代初期の慶長年間に、うどんやソーメンのように
ひも状の麺にすることが考案されてから、大衆に広まっていきました。
このように麺にすることを、「ソバ切り」と言い、つなぎには小麦粉が用いられます。
小麦粉の混入率は、10~80%と、色々ですが、50%前後の同割りが一番一般的です。
ソバの特産地は、信州、出雲、盛岡、秩父などの寒冷地である上、
外観が濃い色なので、体を温める作用を有する陽性食品です。
「江戸っ子はそば好きで、関西人はうどん好き」と言われるのも
関東が関西より寒いのが、一因でしょう。
外国にも、ロシアの「カーシャ」(ソバ粥)、
ポーランドの「ソバプディング」、
フランスの「そば粉のクレープ」など、
寒い国にソバ料理が存在するのも、この理屈からよく分かります。
そば粉は、色が黒いものほど、栄養分が多いといわれますが、
確かに色の薄い色のソバより、鉄、カルシウムなどの
ミネラル、B1・B2などのビタミンの含有量が多くなっています。
また、ソバは8種類の必須アミノ酸を含む、良質のたんぱく質と消化されやすいでんぷん、
それに血管を強化して脳卒中などを防ぐルチン(ビタミンP)、
脳の記憶細胞の破壊や、ボケを防ぐソバポリフェノールやコリンなども含むうえに、
ソバに含まれるアミノ酸には、脂肪の増加を抑える作用があることがわかっています。
「本朝食鑑」に、
(江戸時代に著された書で、12巻10冊。日本の食物について、品名を挙げて
その性質、能毒、滋味、食法その他を詳しく説明する。)
ソバは「気分を穏やかにし、腸を寛げ(くつろげ)、能く腸胃のつかえ(老廃物)をこなす。
また、水腫、腹下し、腹痛、上気を治す」と効能が並べ立てられています。
【効能のまとめ】
肥満、脳卒中、ボケの予防、むくみ、便秘の改善
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