コーヒーは子供に悪い？
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こんにちは 社長の木戸宏文です。
毎日、ご注文をいただきありがとうございます。
第9回 『コーヒーは子供に悪い！？』
＝ 正か ? 誤か ? ＝
コーヒーなどに含まれるカフェインは中枢神経を興奮させ、
大脳の刺激、覚醒、利尿などの作用を示す。
一杯の飲料に含まれるカフェインは
・ インスタントコーヒー 50～100㎎
・ ドリップ式コーヒー 150～180㎎
・ 紅茶 50～60㎎
・ 緑茶 20～80㎎ 位である。
このようなカフェインが子供に悪いと考えるお母様方が多いが、本当だろうか?
カフェインの毒性については、次の二つが議論されている。
順をおって見ていこう。
① 胎児と新生児に影響を与える(妊婦はカフェインを摂取しないほうがいい)
成人では、摂取したカフェインは分解され、排出されるが、
胎児や生後半年までの新生児では、カフェインの代謝能力が、成人の半分以下と言われる。
従って、妊婦はカフェインの多飲は避けたほうがいい。
しかし、幼児位になれば、
お茶やコーヒーの代謝能力はそなわったているから、大丈夫である。
② カフェインの発ガン性
コーヒーの飲用が、膵臓ガンや卵巣ガンの発生率を高めると言われるが
今のところ、証拠不十分であるという。
コーヒーの飲用が、乳ガンや大腸ガンの発生率を高めるということはないと言う。
コーヒーをたくさん飲む人は、一方で、喫煙や飲酒をする傾向が高いため
カフェイン以外の要因で発ガンする場合もあって、因果関係の証明はむずかしい。
【 結 論 】
「 コーヒーは子供に悪い！？ 」というのは
① 胎児と生後半年までの子どもについては、正しい。
② それ以上の子どもについては、ウソである。
ついでに、カフェインと発がん性の関連は、証明されていない。
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