お茶の巻
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こんにちは 社長の木戸宏文です。
とても忙しい日々が続き、ブログがご無沙汰になりました。
本当に久しぶりの、ブログです。
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薬いらずの食べ物の知識シリーズ、
第57回目、『 緑茶の巻 』 です。
緑茶は、ツバキ科の茶の新芽を蒸して、
揉捻機（じゅうねんき）でもみながら、乾燥させたものです。
蒸すという作業を行うのは、
茶葉中の酸化酵素（ポリフェノールオキシダーゼ）を破壊し、
発酵を止め、茶葉の鮮緑色を維持するためです。
これに対して、茶葉を萎（しな）びさせながらよくもみ、
酸化酵素の働きで発酵させると、
カテキン類が酸化されてテオフラビンやテアルビジンに変化し、
赤色や褐色の色調と香気を持った紅茶が出来ます。
つまり、緑茶が無発酵茶であるのに対して、紅茶は発酵茶です。
また、半発酵状態で止めたものが、ウーロン茶です。
漢方でも、緑茶は「血を清め、尿を通じ、食欲を益し、
疲れを癒し、心身を爽快にする」とされていますが、
現代科学も、緑茶のさまざまな効能を明らかにしています。
含有成分のカテキンが脂質代謝を改善し、
血中コレステロール、中性脂肪を低下させる。
同じくエビガロカテキンは、殺菌・抗毒作用があり、
コレラ菌、赤痢菌、Ｏ-157、風邪ウィルスなどを
殺菌する作用を持っています。
風邪を引いた時の、のどの痛みには、
緑茶でうがいをすると効果があります。
またピロリ菌をも殺菌するので、
胃潰瘍や胃がんも防ぎます。
またこのカテキン類は、活性酸素を除去する作用があるので、
緑茶はガンをはじめ万病を予防すると言えます。
その他、緑茶の中のカフェインには、覚せい作用、
利尿作用があり、ストレス解消にも役立ちます。
さらにビタミンＣが豊富なので、
風邪の予防や美肌効果も期待できます。
ビタミンＣ不足から起こる「壊血病」は、
ヨーロッパでは「風土病」として長年恐れられてきましたが、
日本の歴史には登場しません。
これも「日常茶飯事」という言葉に見られるように、
日本人が昔から緑茶を飲んできたおかげでしょう。
《 効能 》
中性脂肪の低下、胃がんの予防
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